セクハラの被害に遭ってしまった時はどのような機関に相談すればいいのでしょうか?セクハラを専門に扱っている窓口に相談すれば、状況を直ちに改善することができますよ。問題解決に役立つおすすめの相談先を紹介します。
法務局の「インターネット人権相談窓口」では、差別や虐待、セクハラなど人権問題に関する様々な相談に対応しています。
電話や面談での相談に加え、インターネットでの相談も可能です。手順も相談フォームに必要事項を入力して送信するだけ、と非常に簡単で、電話、電子メール、または面談で回答を得ることができますよ。
インターネット人権相談窓口では法務局の職員が問題の解決に努めてくれますが、法務局では労災の判断ができません。場合によっては話を聞いてもらうだけになる可能性もあります。
厚生労働省の委託事業「ハラスメント悩み相談室」では無料でハラスメントに関する様々な悩みに対応しています。ハラスメントに特化した相談窓口なので、あなたの悩みを理解しやすいでしょう。相談は電話やメール、SNSなどでできますよ。メールやLINEなら、電話では話しにくいことも気軽に相談できるのでおすすめですよ。
ただし、ハラスメント悩み相談室は厚生労働省の委託事業なので、ハラスメントに該当するかどうかを判断することはできません。「話を聞いてもらい、何かアドバイスして欲しい!」という人におすすめです。
厚生労働省が運営する「こころの耳」は、労働者のメンタルヘルスに関する情報提供や相談に対応しています。もちろん、セクハラに関する相談も受けつけていますよ。
このサイトの大きな特徴は、メンタルヘルスに関する様々な情報を提供していることです。簡単なストレスセルフチェックで自分のストレス度を測ることもできますよ。セクハラによるメンタルヘルスの不調に悩んでいるなら、1度このサイトを利用してみてください。問題が必ず解決するとは言い切れませんが、セクハラで弱ったメンタルヘルスを回復することはできます。
「セクハラかどうか判断しにくい」という場合は法務省の「女性の人権ホットライン」に相談してみてください。「女性の人権ホットライン」は配偶者やパートナーからのDV、職場でのセクハラ、ストーカーなど、女性に関する様々な人権問題について相談できる専用の窓口です。
電話をかけると最寄りの法務局・地方法務局につながって、女性の人権問題に詳しい職員や人権擁護委員が相談に応じます。インターネットからの相談フォームもあるので、電話で相談するのが難しい人はそちらを利用してみてくださいね。